借金と家族と生きるために

今まで甘えに甘えバカなことを繰り返した自分を自制する

借金が生まれた瞬間

こんにちは、ポカポカ陽気でいいお天気です。
早くコロナウイルス騒動が終息して自由に外に出れるようになればいいですね。


さて、昨日の続きです。


とうとう手元にお金がなくなった私。しかしながら絶対この馬が来る、とも思いこんでいました。
その思考から、気が付けば大手消費者金融のサイトを開き、手続きを済ませた。
そして、ATMの前に私はいた。ATMの独特な雰囲気を気にすることなく、私はキャッシュカードを手にしていた。
30万で申請していたものの、窓口担当の方に勧められ、50万の融資枠が設けられた。


すぐに私は30万を引き出し、場外馬券場に走った。


こんなにも簡単にお金が借りれるのか。
躊躇しないでもっと早く借りればよかった。
そんなことを考えながら場外馬券場に向かっていました。


そして、お目当ての馬に全額30万を賭けました。



3分後、30万の借金ができていた。



当時の私は借金などしたことなく、突如背負ってしまった30万に恐れおののいてしまった。
この急遽できた30万の借金。
どうにかしないといけない


そんな施行に駆られた私は、再びコンビニのATMに駆け込み、残りの20万を引き出した。



絶対に取り戻して、解約しよう。
そう思って賭けた、最終レース。



この日、私は50万の借金を背負ってしまった。



そうして、借金をすることに抵抗がなくなった私は、どんどん転落していく。

借金が生まれるまで③

こんにちは。かばです。
本日も書けるところまで書いていきたいと思います。


さて、随分ともったいぶってしまいましたが、競馬に大金をつぎ込むようになった話に入りましょうか。


社会人となってからはパチンコ・スロットが中心となっていた私ですが、ネット投票を通じて馬券をちまちまと購入していました。大きな金額を賭けることなく、純粋に楽しめていたと思います。
転機は2016年のジャパンカップ。出走馬のうち、人気はあまりないが必ずくるだろうと思っていた馬がいました。その馬はシュヴァルグラン。野球をやられていた方ならご存じかと思われますが、オーナーはあのハマの大魔神こと佐々木主浩氏。
前走のG2を勝ち、勢いづいての出走。今調べ直してみると6番人気の馬でしたね。複勝は約3倍。
当時の私は、この馬が必ずくると思い込んでおり、複勝馬券を10万円分購入しました。普段ならあり得ない賭け方です。


出走してからは、常に心臓がバクバクしており、最後の直線でもまだ後方の位置につけていたため、これはダメかと半ば諦めていました。


しかしながら直線の半ばから大外を通って物凄い脚色で伸び、最終的に3着を確保しました。当時場外馬券場でレースを観戦していたのですが、途中から叫んでいました。


10万円が、30万円に。一瞬の出来事でした。そこから私は競馬にどっぷりとはまり、大金を失っていくことになります。
当然そのようなうまくいくことはまれで、給料の大半を競馬につぎ込みはじめました。
しかしながらその当時は、お金がなくなっても、友達と遊ぶお金は別で確保していて、毎日楽しく過ごせていたと思っています。
なくなっても次の給料日まで我慢すればいい。そんな考えが、いつしか手元にお金がない状態なので、家賃としてとっておかないといけないお金にも手を出しはじめました。


しかし、そのお金もなくなったある日、「このレースのこの馬は必ず来る。」そう思い込んだ私は、消費者金融窓口に立っていました。


私は、現在借金をしていますが、その借金以前にも借金をしており、そのお金も周りに助けてもらい返済を行っておりました。そのことに関してもおいおい話をしていきたいと思います。


続きはまた明日書かせてください。

借金が生まれるまで②

こんにちは。


先日の話の続きをします。


大学に入学し、バイトを始め、自由に使えるお金ができたことや部活に縛られる毎日から解放された私は、本能の赴くままにやりたいことをやるようになりました。
その中の大半がパチンコでした。
当時、「花の慶次」というパチンコが全盛期で、ドハマりしてしまいました。
前田慶次が城門突破するたび、ドーパミンが出ていました。
初めてのパチンコで、千円が三万円になりました。
この快感を知り、真面目に働くよりも簡単で短時間でお金が増える魔力に憑りつかれてしまいました。


バイトで稼いだお金はほぼパチンコに消えました。たまに一週間ほど連続で勝つこともありましたが、結局のまれての繰り返しでした。
そんな日々を過ごしながらも大学を留年することなく、無事に就職ができました。


就職を機に一人暮らしをすることになりましたが、これがきっかけでますますギャンブルにのめりこむことになるのです。


正社員として働くことになった私は、毎日仕事を覚えることに必死でしたが、バイトで稼いでいた金額よりも多くの収入を得るようになり、お金を使う速度が格段に速くなってしまいました。
休日は先輩からの誘いもあってほぼ毎日パチンコ、スロットに時間を費やすようになりました。
社会人になってからは、スロットの方にハマっていたと覚えています。
ミリオンゴッドハーデスやバジリスクなど、先輩について回り、立ち回りなど気にせずただ打ちたいものを打っていました。
最初は毎月10万程貯金ができていたのですが、そのうち給料の大半をパチンコ・スロットにつぎ込むようになり、貯金云々の話ではなくなってしまいました。


そのような状況でも、先輩とがやがやしながら打ちに行くことが楽しく、打ち終わった後は毎回焼肉屋で反省会をしてることが楽しかった。


この当時は借金をしてまでギャンブルを行うことはなかったのです。
そんな中、人生で大きな借金を作ってしまう競馬にのめりこんでいくことになります。


本日はここまでですみません。続きは翌日に書きます。